小2 Sくん(ウィスク4 の結果について)

算数

【宿題確認】

宿題の確認をさせて頂きました。心配していた2桁の引き算の計算ですが、意外にもキチンと出来ていて素晴らしかったです!1問のミスもなくパーフェクトでした。S君の場合は、同じパターンの問題が続けば、その頭に切り替わってドンドン解けるけど、ちょっとパターンが変わったものが急に出てくると戸惑うのかもしれません。

単位付きの計算ですが、今回はmではなく、Lの問題を出したのですが、単位が変わっても全く問題なく解けていました。こちらもパーフェクトでした。

最後に、問題の直角問題ですが、今日、お父さんにお話を伺った所、最初はフォローしたようですが、その後は自力でやれていたようです。お父さん、いつもフォローを頂き、有難う御座います!正直、直角の問題は、完答は無理だろうな、と思っていたのですが、まさかの完答で素晴らしかったです!

【直角】

せっかく、コツを掴んできた直角なので、今日は、直角にフォーカスして勉強しました。実際に、僕の眼の前でやってもらうと、まだ完璧な認識には至ってはいませんでしたが、それでも、最初に比べると信じられないくらい成長したと思います。その場で、問題を出して直角を見つけて貰ったのですが、まだ、ちゃんと直角三角形を扱えない場面も多くありましたので、その修正をしました。どうも、S君は、直角の確認をするときに、直角三角形の縁でやっているのではなく、内側の白い部分でやっているようでしたので(透明な縁の部分は、透明なこともあって、形の認識がし辛いようです)、図形の線が隠れて上手く直角の判定ができない場合がありました。次回、直角の縁に赤い線を入れたものを用意して、それを使ってみて貰おうと思います。まあ、それでもだいぶ直角三角形の扱いにも慣れてきて、直角の判定も出来るようになって「楽しくなってきた」と言って、自ら直角の確認をしてくれるようになったのは、本当に嬉しい事でした。

また、今日は進んだ内容として、直角を描いて見ることもやりました。直角を描こうと思っても、S君の感覚では、なかなか直角の図形を描くことが難しく、いくつか自らチャレンジしましたが直角の図形は描けませんでした。ですので、直角の図形を描くための第一歩として、紙に描いてある罫線に沿って描くと、直角が出来ることを一緒に確認しました。まずは、罫線を使っての直角からマスターしていこうと思います。

国語

前回、私の余計な言葉でSくんが嫌な思いをしていないかナーバスになっていたのですが、Sくんは持ち前の明るさでそんな心配を吹っ飛ばしてくれ、今日はとても楽しく穏やかに授業ができました。Sくんとの関わりの中で、教える側が癒されていくような感覚があります。有難いです。

・いつも、漢字の宿題に丸つけをして治したい字をノートに書き出し練習して貰っていたのですが、間違いを指摘して矯正する、というプロセスがSくんにとってはストレスなのかも?と思い、今回は特に直しをすることなく、最後にチラッと宿題プリントに目を通して貰うに留めました。

・そして、最初に用意していた書き写し用のプリントを読み、簡単な問題を解いて貰いました。プリントには、文節や語句ごとに読みやすく区切って文章を載せています。なので、Sくんは今までで1番、上手に音読することができました!

プリントは、Sくんのウィスクの結果を反映して作っています。

言語理解  95

知覚推理 82

ワーキングメモリ 71

処理速度 73

Sくんのプラスの特性として、言語理解の高さがありました。言語理解の中でも「類似」と「単語」が平均値にあり、「理解」が少し下がります。類似は、物事を論理的に考える力を表し、単語は、語彙力を表しています。これに対して、「理解」は、既に持っている知識を表現する力、自分の思いを伝える力を表します。

Sくんの場合、理解が低く出ているのは、ワーキングメモリ(短期記憶)が少ない事からきていると考えられます。なので、文章問題を解くときや作文をする際に、主語と述語の関係があやふやになったり、前後関係を掴みづらかったりするかもしれません。

対策としては、文章を短文で理解する読み方を練習し、文の直後に問題を設置して忘れないようにしたり、答えや作文を作る時に、主語や述語が分かりやすいように予めフォーマットを作ってあげる、などが有効だと思います。

今回のプリントでは、文章を丸々載せてから、問題を出題するのではなく、文章を細切れにして、都度質問していくスタイルにしました。これからの学習には、「ワーキングメモリの節約」がキーワードになってかると思います。

Sくんは、言語能力と論理的思考が強いので、説明するときも短い言葉で論理的に説明すると理解が早いはずです。今後の学習では、強みである言語能力を伸ばす事を意識していこうと思っています。具体的には、今読んでいるような文章を沢山読んで、新しい知識をどんどんつけて貰う事です。今回も、蚊は普段は花の蜜を吸っているが、夏になると産卵するメスの蚊だけが血を吸うという事を知り、とても驚いていました。そして、興味を持ってくれていました。このような、理科や社会の知識をどんどん吸収する事で、他のハンデを補う力に育っていくのでは?とみています。

その他に、ウィスクの結果から言えることは、①空間認知と②手と目の協応の弱さです。これと③ワーキングメモリが少ないという3つの要素が、全体の数値を下げているようです。①に関しては、ビジョントレーニングに空間認知を強化するメニューがあるので、おうちでも取り入れられるようご紹介します。②は、今地道にやってもらっている線なぞりや矢印体操などが補ってくれます。③に関しては、メモリを増やすのではなく、節約する、という発想が必要になります。メモをこまめに取ることを教えてあげたり、押さえるべきポイントが何処か、1番重要な情報を逃さないよう指導していく事が大事になると思います。具体的な方策については、私も文献を当たり、Sくんに最適な方法を探っていきたいと思っています。

以上、長くなりましたがテスト結果によって今後の方針が見えてきた気がします。今後、Sくんの良さが存分に発揮できるようになればな、と思っています。

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