体験授業レポート

体験授業の様子をお伝えします!

今日は、小学校4年生のKくんが体験授業を受けに来てくれました。

体験授業の結果、この夏から週2回なつめ塾で一緒に学ぶことになりました。

授業の内容

事前に保護者の方とやり取りさせていただき、体験授業では苦手な漢字に取り組むことになりました。

まずは、持って来てくれた夏休みの宿題プリントを一緒に解いていくことに。

漢字が苦手な子ども達にとって、漢字プリントは見るだけで疲れてしまうものですよね。

単に空欄を埋めるだけでは頭に入らず、面白くなく、鉛筆の芯がすり減るだけです。

 

そこで、ツールを2つ投入。

イラストや書き順の語呂合わせが書いてある漢字カードと、

キーボード付きのiPadです。

まずはプリントに出てくる漢字を漢字カードからピックアップします。

そのカードを見ながら、iPadの漢字アプリで検索してもらい、カードと同じ漢字を見つけたら、その筆順をアプリのガイドに従ってiPad上でなぞります。

何度かなぞりを繰り返し、最後に宿題プリントに答えを書き入れて完成。

上記の手順を繰り返し、いつもはすごーく時間がかかるプリントを、見事、30分で仕上げることが出来ました。

集中力が続かないと伺っていたのですが、ものすごい集中力にわたしも保護者の方もビックリでした。

授業のポイント

この方法には、ポイントが2つあります。

 

  1. 視覚情報を様々な角度から入れることができる。
  2. 字を整えて書くことが難しい場合でも、iPadの力を借りて抵抗なく繰り返し練習することができる。

 

① に関しては、視覚認知優位の子ども達や、一つの事から色んな興味を広げていくのが得意な子ども達に有効な方略であると考えます。

たくさんの情報を一度に見せると混乱する子もいるので、そのような場合は別の方略をとる必要がありますが、上記のように、全体から細部にフォーカスしていくタイプだと、習得したい情報にたくさんのフックを付けてあげて、記憶の引っ掛かりを増やしてあげると、飲み込みやすくなるのです。

② は、iPadを活用した学習方法です。

Apple社の製品は『支援が必要な学習者の教育』という視点を取り入れて作られているので、(私がいまさら言うまでもなく)操作性や機能性に優れており、発達障害を抱える子ども達が積極的に取り入れるべきツールだと考えています。

書字が上手くできない事で困るのはなぜでしょう?

答えは、『自分の意志を文字で相手に伝えることが出来ないから』だと思います。

つまり、自分の意志が文字に残せるなら、その手段は紙とペンに限らずとも良いわけです。

幸い、タブレットやPCは、誰が使っても綺麗な文字で素早く正確に自分の言いたいことを表現してくれます。

美しい文字を書けることは勿論素敵なことですが、誰もが三筆や三跡を目指す必要はないのです。かく言う私も、左利きを理由に、小学校の書道の時間には字が上手なお友達に代わりに作品を書いてもらっていました。『困ったら頼れ!』という訳です。

授業を終えて

iPadの有用性をKくんの保護者の方にお伝えしたところ、学校の授業でもiPadの持ち込みが出来るよう先生とお話ししてみます、とおっしゃっていました。タッチタイピングの練習もそのうち出来れば、と思っています。

また、今後の目標とクリアしたい課題についてもお話ししました。今は漢字を書く事に時間的・体力的なコストをかけるよりも、「読めるようになる事」に集中しましょう、と提案しました。読むことの楽しさを早くKくんにも知ってもらいたいです!

長くなりましたが、今回は初回にもかかわらずとても楽しく授業が出来て嬉しかったです。

どのお子さまにも最初からここまでバチっとはまるやり方が用意できる訳ではありませんが、色々な工夫をして試行錯誤で授業をしていきたいと思います。

 

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