先日、今期シリーズ最後の「子どものてつがく」対話が開催されました。
今回は、がまくんとかえるくんでお馴染みのアーノルド・ローベル作『ふたりはいっしょ』から「クッキー」の章をテーマにえらびました。
詳しい内容は、松川さんのホームページで素敵に書いて頂きましたので、ご興味があればご覧ください。
がまくんとかえるくんの「クッキー」withアテナの広場@なつめ塾
いつも感動するのは、参加者の子どもたちが投げかける疑問やアイデアもさることながら、投げ込まれた言葉をどう受け取るのか?というその姿勢です。
お互いの発言を否定するでも制するでもなく、それを受け取っては次へとバトンを繋いでいこうとする発展的な対話の流れが、そこにはあります。拙い子も雄弁な子も、等しく価値のあるものとして、発言を受け取ってもらえる空気が出来上がっているのです。
「どんどん言葉が紡がれる場」を作る秘訣を松川さんに訊くと、「最初に、ここでは何を言ってもおかしくないんだ、受け入れられるんだ、という体験をしてもらうことが大事。だから、皆んながシンとしている中で、なんでも良いから発言してくれる子がいると、とても有り難いんです。それで空気が作れるから。」
とおっしゃっていました。
また来期も続けていけたらな、と思います!
主催して下さるアテナの広場さんにも感謝です。
また来期の予定が決まりましたらお知らせしますね。
コメントを残す